ケイシー療法： ひまし油湿布

エドガー・ケイシー氏が催眠中に語った内容を記録した「リーディング」。

最近では白鳥哲監督の映画『リーディング』でも注目を集めているようです。

ケイシーは44年間リーディングを行ったそうですが、前半の22年間はもっぱら病気の治療のために行われたそうです。しかし、その時期は記録を残しておらず、現在残されているリーディングは、46歳で写真館をたたみリーディングを行うようになってからのものとのこと。

残されている記録は1万4306件、その約7割が病気の治療に関するものだそうです。ケイシーに相談に来る人は、当時の医学では治療法がなかったり、治癒が困難だったりという難病の方が多かったそうで、現在でも大いに役立つ情報が多く残されています。

リーディングは病気治療や美容健康法に関するフィジカルリーディングと呼ばれるものの他に、依頼者の輪廻転生の様子を語ったライフリーディング、霊的成長に関する精神的リーディング、夢解釈リーディング、ビジネスリーディング、アトランティスやレムリアという特定のテーマに関してのリサーチリーディングがあります。

ケイシー療法の基本原理はCAREという言葉で表されています。

C (Circulation) は循環で、血液、リンパ、神経のインパルス（体を流れる電気信号）の流れを含めての循環で、整骨療法、マッサージ等により改善が勧められています。

A (Assimilation) は消化吸収、何を食べて、何を食べないか、組み合わせはどうかという食事療法です。

R (Rest / Relaxation) は休息、休眠で、質の良い睡眠、休息をとること。

そして、E (Elimination) は異化、毒素排出です。ほとんどの病気でまず問題になるのが、このEだとされています。つまり毒素の排出が適切にされていないということです（現代の社会で普通に生活をしていたら、恐らくほとんどの人が問題を抱えていると思います）。

人間の毒素排出経路は、腸、腎臓、肺、皮膚の4つ、女性の場合は経血を含めて5つとされています。ケイシー療法で毒素排出を改善する方法は、ひまし油湿布と腸内洗浄があり、ほとんどの症状で最初に勧められるものとされています。

私もまず「ひまし油湿布」から、ケイシー療法を始めました。

ひまし油湿布のやり方はこちらのサイトをご参照ください。

ひまし油、フランネル、ふき取り用の重曹ウェットティッシュは以下のものを使用しています。

◆Heritage Store, ヒマシ油、16液量オンス(480 ml)

◆Heritage Store, コットンフランネル パルマクリスティ, 13 x 15 インチ (33 x 38 cm)

◆Heritage Store, キャスター クリーン タオル、無香料, 40回分, 各(5 インチ x 8 インチ)

ひまし油を温める温熱ヒーターは、ソフトタイプのあんかを使用しています。

ひまし油湿布は、1回1時間から1時間半、3日連続で行い、4日休む。これを3～4週間行い、その後は1週間休むことが基本とされています。

私の場合、最初にひまし油湿布を行ったとき、その後具合が悪くなりました。それで、効果を感じました（身体を治すものは、一時的に体調を悪くしますので）。最初は具合が悪くなったら休む、というかたちで、1～3日行ったら1～2週間休むような感じで少しずつ行っていきました。

ケイシー療法に関しては、まずは日本エドガー・ケイシーセンターの光田秀会長の書かれた以下の本がお勧めです（2019年2月現在、シリーズ2まで発売されています）。

◆成人病からアンチエイジングまで完全網羅! ホリスティック医学の生みの親 エドガー・ケイシー療法のすべて1

◆成人病からアンチエイジングまで完全網羅! ホリスティック医学の生みの親 エドガー・ケイシー療法のすべて2