病気は治らなくてもいい

病気は何のためにあるのでしょうか。

母は私が小学2年生の時に、30代前半でリウマチになりました。当時の私は、リウマチというものを知るより先に母がリウマチになりましたので、聞いたときは「ふぅ～ん」という感じでした。

母は最初に病院で診断され暫くは病院に通っていました。最初に診断された時から医師には「長い付き合いになりますよ」ということを言われたそうです。

その後母は、色々な治療法を試してきました。父は最初から「宗教以外なら良いと思うものは何でも試したらいい」と言っていたようです。

西洋医学のほか、針灸、カイロプラクティック、サプリメント、漢方、エネルギーワークなど。

針灸も中国針、日本針、また先生によってもそれぞれやり方が違うようで、色々な先生にお世話になってきました。

私が小学4年生の頃、知り合いの勤務していた中国の鍼灸治療院に通っていたことがあり、その時は家でも自分で針やお灸をするようにと言われました。「背中はやってあげて」と言われ、私が教わりツボを確認して母の背中に針を打っていました。段々スナップが効きうまくなっていったようで、母に褒められたことを覚えています。

リウマチは最初の進行期は骨の変形などもあり、痛みがあるようでした。

そんなこともあってか、子供の頃から「病気は何であるのか」と考えていたようにも思います。

2015年末からの激しい好転反応が続く中で、やはり何のために病気はあるのかと考えました。

気づきのため、変わるため、など今では一般的に広く知られることはきっともちろんあると思いました。

2007年に化学物質過敏症になったときは、ある意味気持ちと努力で回復できた部分があったのですが、今回はそれでは解決できませんでした。ここでも中立、中庸、判断も過去の成功体験も手放す必要があったように思います。

病気はときに人生の終焉をもたらしますが、では病によって命を終えられる方の気づきが足りなかったかと言えば、全くそうではないはずです。

などと考えている中、「病気は治っても治らなくても、結果はまったくどちらでも良い」ということがわかりました。病気のギフトは恐らく変化ですが、この変化は一般的にイメージするような能動的にAからBに変わるということより、どちらかというと今ある不要なものを手放すようなことだと思います。

例えば、今回色々な症状で、お化粧ができなくなったり、髪型や服装も自分のしたいようにはできなくなったりしましたが、こういったことも実は「こうありたい」「こうでなければ」というこだわりを一つ一つ引きはがしてくれることで、不自由なようでいて実は不必要なものを手放すプロセスだったように感じます。

なので、病気のギフトがこのプロセス、変化にあるとしたら、きっと結果は全く関係ないのだと思います。結果的に、病気が治っても、治らなくても、それはきっとどちらでも良く、きっと本質的な問題ではないように思います（もちろん、痛みや苦しみはできる限り最小限であって欲しいと思いますが）。

病気のある状態は不完全で仮の状態、本来の自分ではないイメージや、病気が治ること＝成功で、それ以外は失敗のようなイメージを持ちがちですが、きっとそういうことではないと思います。

恐らく病気は次のステージに進むための招待であり、魂の勇敢なチャレンジだと思います。

と自分の中で腑に落ちていたら、その数か月後にドルフィン先生（∞ishi ドクタードルフィン 松久正氏）の本「ドクター・ドルフィンの シリウス超医学 地球人の仕組みと進化」が発売され、「あぁ、やっぱり」と嬉しくなりました。

「身体の問題、人生の問題はなくすのではなく持っていた方がいい。持ったまま自分を成長・進化されるのがシリウス超医学。」と書かれていました。

エネルギーを整えると最初に「人生」が変わる。

その次に「感情」が変わる。最終的に「身体」が変わる。

ということが書かれている、ドルフィン先生の「高次元シリウスが伝えたい 水晶(珪素)化する地球人の秘密」もお勧めです。