春分前はゲートがオープンに

先日、クイックルワイパーの棒の部分を床に落としたら、何故かなくなってしまいました。どこかに隠れているのか、そのうちひょっこり出てくるのか、スティックだけ異次元に行っちゃったのか（笑）。消えてから2週間くらい経ちました。

この時期、不思議なことが起こっている方は他にもいらっしゃるようですね。

春分前の時期はいつも、色々な意味でゲートがオープンになっているように感じます。

私は“子供の頃から霊が見える”などの霊感体質でもないですが、高校生のとき、白昼堂々と亡くなった方とすれ違ったことがあります。

3月の春分の少し前でした。

その日は、終業式か何かで、春休み中にたまたま登校した日でした。

午前中で終わり歩いて帰宅していたのですが、そこで母が勤務していた医院の女医のH先生とすれ違いました。

中学の頃は帰宅するときに、夕食を食べに行かれる（外食）H先生とはよくすれ違っていました。

なので、「あぁH先生だな～」と思いすれ違ったのですが、その直後に「あれっ、H先生はこの前亡くなったよな」と思い出したのです。

当時、すい臓がんがわかってから3か月くらいで亡くなられていたのです。

そう思い振り返ると、H先生の姿はありませんでした。

そしてよく考えると、H先生とお会いした場所は、家と外食先のいつものルートではなく、普段はH先生が歩いていない場所。

しかも、そのときはビニールの買い物袋をいくつも手に持たれていたのですが、H先生はお手伝いさんもいらっしゃったので、普段はご自身で食材の買い物などはされない方でした。

その時は、「あれっ」と思いましたが、亡くなった方もやっぱり白昼堂々と歩いているんだな～ということと、別に怖くないものなのだなと思いました。

帰宅後に母にそのことを伝えたのですが、すれ違ったときにH先生が来ていたワンピースがとても印象に残っていたので、伝えてみました。

サーモンピンクのニットのワンピースで、スカートは細いプリーツ。スカートの裾の方には青い地模様が入っていました。今でもデティールまではっきりと思い出せます。

すると、母は「その洋服はH先生とスタッフみんなで写真を撮ったときに着ていた服で、その写真は今でも医院に飾ってある」と言いました。

それで、「お彼岸前にみんなに会いに来ていたのかね」と話していました。

後日、急遽医院の後を継いだＨ先生の長女の先生にそのことをお伝えてしたら「そうでしたか」と言われていたそうです。

H先生は亡くなられて最初の春分の日に、ご家族に会いに来られていたのだと思います。

春分前に色々なゲートがオープンになっていることを感じた出来事の一つでした。